〒955-0083 新潟県三条市荒町2丁目25番33号
産婦人科・不妊治療

〒955-0083 新潟県三条市荒町2丁目25番33号
産婦人科・不妊治療

よくある質問
育児(子育て)

育児(子育て)についてのよくある質問を掲載しています。

育児(子育て)

赤ちゃんがとても小さくてお世話をするのが怖いのですが?

退院すると、育児という大変ですが楽しい仕事が待っています。

慣れないうちは、さわるのもちょっぴりこわいと感じる人も多いと思いますが、毎日くり返すうちに徐々に慣れていきます。

 赤ちゃんにもひとりひとり個性があって、よく泣く子もいればそうでない子も、母乳やミルクを飲む量もそれぞれです。

それぞれの赤ちゃんに合ったお世話の仕方をお母さんが見つけていくことが大切で、育児にこれが絶対というマニュアルはありませんよ。

抱っこはどうしたらいいのですか?

新生児はまだ首がすわってないので、首の後ろを手のひらでしっかり支えてあげるのがコツです。

赤ちゃんが泣くときはいろいろ理由がありますが、抱っこしてほしいという意思表示の場合もあります。

「抱きぐせがつくのでは」と心配する人もいますが、他に泣く理由がなければ、赤ちゃんは抱っこしてほしい、と呼びかけているのです。

どんどん抱っこしてあげましょう。

おっぱいとミルク、どちらがいいのでしょうか?

赤ちゃんは、できれば母乳で育てるのが望ましいものです。

しかし、人によっては母乳の出がよくなかったり足りない場合もあります。

そういう場合は、乳児用ミルクを飲ませても、栄養的には問題ありません。

愛情をもって飲ませれば、ミルクでも十分コミュニケーションはとれます。

ただ、母乳は赤ちゃんが吸うことで出がよくなるので、あきらめずに吸わせる努力を続けてください。

母乳のいいところはなんですか?

母乳のいい点は、

・糖質、たんぱく質、ミネラルなどの栄養が新生児に適したようにバランスよく含まれている

・消化吸収が良い

・病気に対する免疫抗体がふくまれている

・乳首を吸われることによって、お母さんの子宮の回復を促す

・赤ちゃんは乳首を吸うことによって将来のそしゃくの練習をする

・授乳を通じてお母さんと赤ちゃんの肌の触れ合いがはかれる

・手軽に授乳でき、衛生的かつ経済的

などです。

おむつは、布おむつと紙おむつどちらがいいですか?

最近は紙おむつの品質も良くなり、また価格も下がってきたので、布おむつと併用している人も含めると、ほとんどのお母さんが利用しているようです。

紙おむつの利点は、おしっこがもれないこと、通気性にも工夫がありむれないことなどです。外出や夜間などに重宝するでしょう。

ただ経済的に考えて時と場合によっては使い分けてもいいでしょう。赤ちゃんのおしりにあてたときの感触は、布おむつのほうがいいようです。

赤ちゃんの肌はデリケートです。布でも紙でも、ぬれたら取り替える、を基本に、こまめにかえてあげましょう。

赤ちゃんのうんちの色や形が変なのですが?

新生児期の赤ちゃんは一般的に、うんちの回数が多いものです。

回数が多くても水っぽくても下痢ではありませんから心配ありません。

反対に2~3日に1回の赤ちゃんもいますが、この程度なら便秘ではありません。

注意が必要なのは、形や回数ではなく色です。健康的なうんちの色は黄色や緑色です。

白っぽかったり、真っ赤や黒いうんちのときは、病気の心配がありますので産院で診察を受けましょう。

ただし、生まれてすぐの黒いうんちは胎便なので問題ありません。

赤ちゃんの寝かせ方はどうすればいいのですか?

あお向けで寝かせるか、うつぶせで寝かせるか、それぞれにいいところがありますが、これから赤ちゃんを育てるときには、あお向け寝にしましょう。

乳幼児突然死症候群という病気とうつぶせ寝との関連がとりざたされるようになったからです。

これは、寝具によって口や鼻をふさいで起こる窒息死とは全く違うもので、脳の自律神経系の異常が関連しているようですが、まだくわしい原因はわかっていません。

赤ちゃんが起きているときにお母さんが見ているところで一時的にうつぶせにさせるのは、運動にもなりますからかまいませんが、終わったらあお向けに寝かしましょう。

赤ちゃんが寝てばかりで、ちゃんと呼吸してるか不安です?

生まれたばかりの赤ちゃんは、授乳のとき以外は寝てばかりいるもの、と思っているお母さんもいますがそんなことはありません。

長時間続けて眠る子もいれば、ちょっと寝てすぐに起きる子もいます。

まだ昼と夜の区別もなく、睡眠時間が定まらないことが多いのです。

睡眠中にちゃんと呼吸をしているかどうかは、おなかのあたりが動いているかとか、顔の色がいつものピンク色がどうかを見ればすぐにわかります。

赤ちゃんはよく熱を出すといいますが?

赤ちゃんの平熱は大人より高く、37度前後あるのが普通です。

おっぱいを飲んだり、お風呂の後などは、37度5分ぐらいになることも多いのです。

まずは、赤ちゃんの平熱を知っておきましょう。

熱が出たというのは、38度以上のときです。逆に36度以下など、体温が低すぎるのも心配です。

熱が出たり低い場合はもう一度測りなおしていつもと違うなら、診察を受けましょう。

おっぱいだけで育てていますが、飲んだ量が目に見えない分、ちゃんとたりているのか心配になってしまうのですが?

簡単に確認できる方法は、「飲んだ後に寝てくれるか」「授乳間隔があくか」を調べることです。

それでも不安というときは、2週間を目安に、医師に体重が増えているか調べてもらうこともできます。

または、ご自宅の体重計を使って、おっぱいを飲む前後に体重を量り、飲んだあとに体重が増えているか調べてみましょう。

どうしたら上手にげっぷを出すことができますか?

赤ちゃんのげっぷには個人差があり、出さずに気持ちよさそうに寝てしまう子もいますが、それも大丈夫です。

あまり神経質になりすぎないようにしましょう。

また、げっぷと一緒におっぱいやミルクが出ても少量ならば、心配ありません。

一般的なげっぷの出し方は、赤ちゃんをたて抱きにして背中をトントンする方法です。

それでも出ないときは、座布団などで少し上体を起こして寝かせましょう。 しばらくたて抱っこをするのも1つの方法です。

赤ちゃんが一日中泣いてばっかりで寝てもくれません。どうしたらいいですか?

まずはおっぱいがたりているか、おむつは替えたかをチェックして、それでも泣くときは、部屋が暑すぎたり寒すぎたりしていないか確認しましょう。

赤ちゃんが泣く理由をすぐにおっぱいと結びつけてしまうのは、悪循環になってしまいます。

泣くのはおなかがすいているときだけではないので、ほかの理由も考えてみましょう。

でも、赤ちゃんは泣くことが仕事。

毎日だと大変ですが、あまりイライラせずにお母さんはリラックスを心がけましょう。

よく指しゃぶりをするのですが大丈夫ですか?

指しゃぶりは、赤ちゃんのトレードマークともいえる代表的な行動の1つです。

「吸う」ことは生まれつき知っていて、3ヶ月くらいになると自分の指を口にもっていくようになりますが、これは自分の指を認識し始めた証拠です。

そこから始まる指しゃぶりは、癖というより精神的な安定を求める行動といわれています。

そのスタイルや頻度も個人差がありますが、どの場合もけっして異常な行動ではありません
無理に指をはずさせたり、叱ったりするのは逆によくありません。

1~2歳くらいには自然になくなりますので心配ありません。

つめが上手に切れないのですが、どうしたらいいですか?

赤ちゃんのつめは小さく、しかもすぐに伸びてきます。

赤ちゃん専用のつめきりグッズもいろいろ市販されていますので、試してみるのもいいでしょう。

また、お風呂あがりはつめがやわらかくなるので、そのまま寝かしつけて切るのもいいでしょう。

最初のうちは無理をせず、自分で切れそうなところを切ればいいですので、深づめなどに気をつけましょう。

赤ちゃんがつめで顔をよく傷つけてしまうようなら、寝ているときはミトンをはめてあげましょう。

夜と昼が逆転して、夜11時~朝6時ごろまで、ちゃんと寝てくれません?

生まれて間もない赤ちゃんは、昼と夜の区別ができません。

それが2~3ヶ月ごろになると、昼間に起きている時間が長くなり、おっぱいやミルクも一度にたくさん飲むようになります。

首がすわるころには昼夜の区別ができ、おなかのすき方も規則的になってきます。
まだ、生活リズムができていない間は、少し長い目で見てあげましょう。

夜泣きがひどくて何度も起こされてしまうのですが?

赤ちゃんは昼も夜も同じ感覚で泣きます。お母さんの我慢も必要です。

あとは、布団が重くないか、部屋は適温か、ミルクはたりているかなどを確認しましょう。

赤ちゃんの入浴時間を早めると効果があるかもしれません。

乳首を上手にくわえさせられません。コツはありますか?

お母さんの乳首の場合、タイミングが大切です。

赤ちゃんの口がカプッとはまるまで思いっきり奥まで入れてください。

お母さんが自分の乳房に手を添えて、赤ちゃんの舌の上にのせてあげましょう。

乳首は吸われることで出てくるものです。哺乳びんの乳首の場合、乳首の形はあまり関係なく、慣れが必要です。

少しずつでも飲めているようならそんなに心配ありません。

おっぱい・ミルクを吐いちゃうけれど、大丈夫ですか?

げっぷができていないときや飲んだすぐに寝かせると出るのは「いつ乳」といって、これは心配ありません。

飲んだあとは上体を上げ、安静にしておきましょう。

吐く量が多い「吐乳(とにゅう)」は、心配なら一度診察を受けましょう。

哺乳びんの消毒はいつまで必要ですか?

ばい菌がたまる乳首は、離乳食が完全に食べられるようになるまで消毒をしましょう。
また、夏場や口の病気があるときは必ず消毒するようにしてください。
5ヶ月ころになれば、洗浄したあと軽く熱湯をかけるだけでも大丈夫でしょう。

今、生後8ヶ月です。人見知りがひどいのですが?

人見知りは、早い子で6ヶ月、平均8ヶ月くらいで始まる子が多いようです。

今まで誰が誰だかわからなかった赤ちゃんが、お母さんと他人の区別を認識している証拠で、精神的な発達の大きな目安になります。

個人差はありますが、成長するにつれて直りますので、発達段階と割り切りましょう。

お母さんはあまり気にせず、大人同士で仲良くしていれば、その様子を見て、赤ちゃんも安心すると思います。

動き回っておむつ替えにひと苦労!なかなかおむつを替えさせてくれないのですが?

動き回る赤ちゃんのおむつ替えは、メリハリをつけてしましょう。

おむつはすばやく取り、おしりはきちんとふく、このあとは少し自由にさせてお母さんは後片付けをしてしまいます。

そして、おむつをつけるときは一瞬ですばやくつけてあげましょう。

骨盤をぐっと押さえるのがすばやいおむつ替えのポイントです。

赤ちゃんにテレビを見せてもいいのですか?

赤ちゃんにテレビを見せるときはお母さんと一緒に見ましょう。

テレビを子守にすることはせず、語りかけて親子で楽しむようにしましょう。

一日中ずっとテレビがついている状態はあまりよくあり

なんでも口に入れてなめてしまうのですが?

誤飲事故にはとにかく注意をしましょう。

口の中に入れて危ないもの、のどに詰まるような小さいものは、床上1メートル以内には置かないでください。

ただ、口に入れてなめることは、発達上大切な行為なのでやめさせないで見守ってください。

離乳食を食べてくれないのですが?

初めは無理に食べさせたりしないで、毎日根気よく、機嫌がいいときに与えるだけで大丈夫です。

食べないようならミルクで栄養を補ってあげましょう。そのうち、本当におなかがすいたら食べるようになりますから、あせらず気長に構えましょう。

食事そのものが嫌なのではなく、かたさや感触が嫌で食べない子もいます。

ベビーフードを参考にしてみたり、こだわりなく応用の幅を広げてみましょう。

ベビーカーに乗せると大暴れしてしまうのですが?

ベビーカーが嫌いなのは、お母さんの抱っこのほうが好きだからです。

スキンシップの意味合いも込めて、できるだけ抱っこしてあげましょう。

荷物の多いお出かけのときなどは大変ですが、抱っこひもを使ったり、飲み物を飲ませて落ち着かせたりする手もあります。

つかまり立ちや、よちよち歩きでけがが心配?

心配しすぎは禁物です。

ぶつけたり、転んだりしながら、赤ちゃんは歩けるようになっていきます。

お母さんは必要以上に心配しすぎないで、ちょっとしたけがはするものだと思って見守ってください。

ただ、けがには防げるものとそうでないものがあります。

転んだり、ぶつけたりしたときに床に危ないものがないよう、しっかり事故防止をしましょう。

遊び食べばかりできちんと食べません。やめさせたほうがいいのでしょうか?

赤ちゃんが成長し、いろいろなことに興味が出てくると、食べることも遊びの1つなのです。

おなかがすいている最初の5分はスプーンを出せば口を開けますから、すばやく食べさせるといいでしょう。

遊んでしまって食べないときは食べなくてもいいのです。

おなかがすけば食べるようになりますから、おっぱいやミルクにあまりたよらないようにしましょう。

遊び食べはまだこの時期はやめさせることは考えなくてもいいでしょう。
ただ、食事の時間にはけじめをつけて30分あるいは1時間たったら、食器を片付けましょう。

1才になり、そろそろ卒乳が気になります。スムーズにできる方法はありますか?

卒乳は1才を過ぎてから考え始めるもので、早すぎるのはよくありません。

食事が1日3回、量もある程度食べられるようになって、栄養の3分の2以上は食事によってとれているようなら、赤ちゃんも準備ができているでしょう。

ミルクの子はまず哺乳びんをコップに替える努力から始めましょう。

おっぱいの卒乳はどちらかというとお母さんの問題です。お母さんの決心しだいで実行できます。

やると決めたら、強い信念でやめましょう。

赤ちゃんの前での夫婦げんかはよくないですか?

赤ちゃんの幸せを考えるとよくありません。

両親に仲良く見守られることが赤ちゃんの幸せにつながります。

夫婦関係が悪いのは、赤ちゃんにもよくありません。

赤ちゃんは親を見て育ちますから、よい夫婦関係を保つようにしたいですね。