妊娠中の過ごし方
当院で出産される方に向けて、妊娠中の過ごし方を細かく、丁寧にお教えいたしますのでご参考にしてください。
当院で出産される方に向けて、妊娠中の過ごし方を細かく、丁寧にお教えいたしますのでご参考にしてください。
37週0日〜41週6日までのお産を正期産といい、母子にとって最も安全な時期と言われています。
まず、口をすぼめてゆっくりゆっくり息を吐く。
全部吐き出す。お腹はへこむ。口を軽く閉じ、鼻から息を吸う。
お腹を膨らませ、自然に入ってくる空気を吸う。
繰り返す。
心も体も一番安定しています。母性を育て少しづつお産や育児の準備を始めましょう。
乳頭が扁平だったり、陥没だったりご心配の方は、スタッフに相談しましょう。
お産が終れば、確かに母乳は作られます。しかし、母乳の出口(乳腺)が開いていないと、出ません。
テキストを参考に手入れを始めましょう。ただし、おなかが張りやすい方は注意が必要です。
赤ちゃんは、体重300gくらい。
指の爪、髪の毛、まつげも生えてくる。
お母さんのお腹の音、血液の流れる音などを聞いている。
目覚めている時は、子宮の中で動き回る。
お母さんは胎動を感じ始める。
胎動を感じたら、赤ちゃんに声をかけましょう。
ゆったりとした腹式呼吸に慣れておきましょう。
おなかの赤ちゃん元気ですか?
赤ちゃんとお話していますか?
「もう少しだね。」、「早く、あなたに会いたいな。」、「いっしょに、がんばろうね。」…
優しい声で、お母さんの今の気持ちを話して聞かせましょう。
そんな優しい気持ちでお産が迎えられますように…
いいイメージ、いいリラックスで、お母さんにも、赤ちゃんにもやさしいお産になりますように…。
さあ、もう一度おさらいしてみましょう。
赤ちゃんは活発に手足を動かしたり、しゃっくりもします。
羊水を飲んでおしっこします。
お腹の中で、いろんな音を聞いて、反応します。
顔立ちもすっかり赤ちゃんらしくなってきます。超音波写真でも分かりますね。
しかし、まだまだ、脂肪も少なく、胎外に出て自力で生きる力は備わっていません。
これからますます、お母さんから栄養・酸素をもらって、おおきくなり、力をつけていきます。
子宮が胃を圧迫して、食後少し苦しいです。お腹がせり出すので、腰が痛くなります。
子宮全体が重く大きくなるので、おしっこが近くなったり、足の付け根が痛かったり、足がむくみやすくなったりします。
いずれも、母体の負担が増え、血液の流れが悪くなりやすい状態にあります。
妊娠中毒症、早産、破水を起こしやすい時期です。
胎動は赤ちゃんからお母さんへのシグナルです。
ちゃんと聞いてあげましょう。
赤ちゃんの名前が決まったら、呼んであげましょう。
分娩経過を理解します。赤ちゃんのイメージ、お産のイメージが作りやすく、陣痛の時に集中できます。
呼吸と体のリラックスは、赤ちゃんへの最大の贈り物であり、お母さん自身の前向きな考えの現れでもあります。