産後健診
当院では、出産後も不安なく子育てができるようアドバイスも行っております。 お気軽にご相談ください
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退院後1週間は、できるだけ体を休めて回復を待ちましょう。お母さんの仕事は授乳とおむつ替えだけと割り切ってしまいます。
疲れやすい時期なので、布団は敷いたままにしておき、赤ちゃんの世話をする以外は、横になって体を休めるよう心がけてください。
この期間の家事全般は、夫や家族の人にやってもらいます。とにかく安静第一です。家事は、まだできないものと思ってください。
入浴はまだできませんので、シャワーやお湯で体をふいて清潔にしましょう。
2週間健診を受け、母子の健康状態、発育のチェックをしましょう。助産師が対応します。
心配な事、不安な事をご相談いただけます。
産後3週目に入ったら、少しずつ自分でも家事をはじめてみましょう。
まだ布団は敷いたままにしておき、疲れたらすぐ横になって休むようにしましょう。洗濯など軽い家事からはじめてみます。
ただし、この時期はやりすぎないこと。
このくらい大丈夫と思って動きすぎると、急に悪露が増えたり、発熱したりする恐れもあります。
自分では、ちょっとのんびりすぎるかな…と思うくらいでちょうどよいのです。
入浴に関しては、まだシャワーだけにしておきます。外出は、近所へ買い物程度であればできます。
産後4週目に入ったら、力仕事以外の家事はほとんど自分でやることができます。外出も短時間ならできます。
この時期に入っても、まだ体が完全に回復したとはいえないため、睡眠不足はこたえます。
夜中の授乳がある人は、できるだけ昼寝をするようにしましょう。
母子ともに、一ヶ月検診を受けます。お母さんは、子宮復古、産後の経過状態、後遺症の有無などをみます。
赤ちゃんは、発育状態や異常などをチェックします。
医師の許可があれば入浴ができます。セックスも医師の許可を得てからにします。
一ヶ月検診で回復が順調だと診断されたら、あとは自分の体調に合わせて元の生活に戻していきましょう。
いつまでもダラダラしていると、かえって回復が遅れます。できることは自分で積極的にやっていきましょう。
また、これからは家事のほかに育児という大仕事も加わります。自分なりに工夫して、段取りよくこなしていきましょう。
検診でとくに問題がなければ、入浴の際に浴槽につかってもかまいませんし、遠出、セックスなどをはじめてもよいころです。
ほぼ、出産前と同じ生活ができるようになります。
しかし、まだ疲れが残るようなら、昼寝をするなどして体を休ませてあげましょう。
また、赤ちゃんの世話と家事だけで、ずっと家に閉じこもっていては、ストレスの原因にもなりかねません。
そろそろ、自分だけの時間をつくることも考えてみましょう。
産休明けから職場復帰をする人は、シェイプアップ体操などで体力をつけたり、準備を始めましょう。
産後の一時期に、これといった理由も無いのに涙が出る、不安になる、イライラするといったうつ状態に陥ることがあります。
このような状態をマタニティーブルーズと呼んでいます。
出産後、急激にホルモンのバランスがくずれる上、慣れない育児やその他の問題が重なれば、情緒不安定になるのも無理はありません。
ほとんどは一時的なもので、体力が戻り育児に慣れてくると解消されることが多いものですが、夫や家族に協力してもらい、一人でかかえ込まないようにしましょう。