主なSTDは以下のとおりです。
・ 肝炎ウィルス
肝炎ウィルスをもっている人との性行為で、急性肝炎や慢性肝炎になる場合があります。
・ 梅毒
全身に淡紅色の斑ができ、感染部にしこりができたり、潰瘍化したりします。放置すると、脳や血管などがおかされます。
・ クラミジア
女性のクラミジア感染症は無症状の場合が多く、男性の場合は排尿のとき痛みを感じることがあります。女性の場合、不妊症などの原因となる場合があります。
・ 淋病
男性は排尿痛、尿道から膿などが出ます。女性は子宮頸管炎、子宮内膜炎などをひき起こします。また、結膜炎、咽頭炎を起こす場合もあります。
・ エイズ(HIV)
免疫力が低下し、カリニ肺炎、カポシ肉腫など、普通の免疫力をもっていればかからない病気にかかります。
・ 性器ヘルペス
性器に痛みをともなう水泡や、浅い潰瘍ができます。また、再発しやすくなります。
・ 尖圭コンジローム
外性器に乳頭状のイボが増えます。また自覚症状が少ないことがあります。