出産予定日が近づくと「お産の準備が順調に進んでいますよ」というサインを感じるようになります。
ただし、これらの症状にも個人差がありますし、すぐに入院ということではありませんので、あせらず落ち着いて入院準備の確認をしましょう。
・赤ちゃんが下がる
赤ちゃんが下に降りてくるので胃のあたりがすっきりし、食欲がわいてきます。見た目にも下腹のほうがつき出た洋梨のような体型になってきます。
・胎動が少なくなったように感じる
骨盤の中に赤ちゃんの頭が下がり安定し、子宮の収縮が強くなると、これまでより胎動が少なくなったように感じることがあります。ただ、まったく動かないことはないですから、10カウントをおこな、異変を感じたら連絡しましょう。
・粘り気のあるおりものが増える
粘り気のあるおりものが増えてきます。粘液に赤や茶褐色の血液が混じるようになると、子宮口が開き始めた可能性があります。
・おなかが張る
不規則ですが、おなかが張る回数が増えたり、痛みを感じるようになります。間隔が不規則なら、まだ本格的な陣痛ではありませんので、本番に向けてリラックスの練習をしておきましょう。
・トイレの回数が増える
赤ちゃんが下がってきたことにより、膀胱や直腸が押され、尿意や便意を頻繁に感じます。大きいおなかで何度もトイレに通うのは面倒ですが、がまんをしないようにしましょう。
・足のつけ根が痛む
骨盤に入った赤ちゃんの頭の圧迫のため、恥骨やももの付け根が痛んだり、足がつったりします。